嫌いな学校に頼らなくてOK! 不登校、高校中退を経て教員になった私の考え

「もう、学校には頼れない」不登校、高校中退経験のある元教員が考えた、これからの学校との付き合い方

ハズレ担任に当たらないようにする方法 もし当たってしまったら

「うちの担任はハズレ」「うちはまだよかった」

担任の当たりハズレはたしかにあります。

そんな時、どうしたらいいか。

 

1 来年度の担任が心配なら

「今年の先生に来年は受け持ってほしくない」場合

→できる限り早めに、校長先生、副校長先生に伝えましょう。

内容は、①クラスで起こった事実 ②それが子供にもたらした影響

です。くれぐれも感情的になったり、雰囲気重視で伝えてはいけません。

時期は、10月くらいまでに。採用や異動など、人事の構想が練られるときです。

もう半ば決まってしまってからよりも、このころに伝えておきたいです。

実際に足を運びましょう。もちろん担任の先生に行くことを伝える必要はありません。

 

もし時期を外してしまっても、年度内(なるべく3月半ばまで)がいいですね。

 

2 ハズレ担任に当たってしまったら

こちらのほうが問題ですね。担任を選ぶことはできないから。

もし4月を過ぎて新しい担任になってしまっていたら、最低1年の付き合い。

子供からの情報や、ママ友からの情報で「まずいな」と思ったときは

積極的に担任と連絡を取りましょう。

 

ハズレ担任に当たったら、積極的に連絡を取ること

親御さんで教育職についている方は、ほとんどの方がそうしていると思います。

「ハズレの担任からは目を離さない」

「ハズレの担任に、心を開いてもらう」

これ、鉄則です。

何が起こっているのか自分の感覚で把握すること。

担任に正直に話させ、どんなタイプなのかつかむこと。

この2つを押さえておけば、最悪の事態は避けられます。

方法は、2週に1度くらい、連絡帳で報告したり、担任に電話を掛けたり定期的なコンタクトをとる。

内容は、家での子供の様子や、友達との関係などの報告。決して「担任へのお願い」を連発しないように。

「先生大変ですね、いつもありがとう。お手数ですが、家でこういうことがあるので学校でも様子を見ていただけますか」

というようなもので構わないと思います。

そうすることで

①子供をきちんと教育したい親であること

②教員に協力的であること

この2つが担任に刷り込まれます。

結果、担任は子供を意識的に大切に扱ってくれる。(ひいきではありません)

そして、いずれ担任がクラス運営に困ったときの心の拠り所も、あなたになるのです。

 

もしも連絡を取らずに他のママの情報だけに頼っていると

いつの間にか

クラスがぐちゃぐちゃになって、気づいたら子供と担任の関係も悪く、もはや何が何だかわからない。。。ということになってしまうかもしれない。

そうなってみてやっと動き出しても、遅い。事後処理、大変です。

 

親が子供を心配するのは当たり前なんだから。

ちょっと面倒くさくても、ちょっとだけ頑張ってやりましょう。