嫌いな学校に頼らなくてOK! 不登校、高校中退を経て教員になった私の考え

「もう、学校には頼れない」不登校、高校中退経験のある元教員が考えた、これからの学校との付き合い方

学校とは、子供にとってはプライベートだが、先生にとっては「仕事」しなくてはいけない場です。

「しょうがない先生…反面教師にしよう」

では、問題を先送りにするばかりです。

だって、先生は仕事で学校に来てるんだから。

そもそも学校って、子供と先生にとっては捉え方が違う。

 

学校とは… 子供→プライベート。 先生→仕事

子供にとって、親にとっては学校からお給料をもらっていない以上

「学校=プライベート」です。

しかし先生にとっては

「学校=仕事、お金をもらうところ」なわけです。

だから、レストランで注文と違うものが出てきたら「違う」と言ってもいいように

先生の対応が違ったら「違う」と言えばいいんです。

だって先生は仕事で来ているんだから。

(とはいえ、角が立つのは怖いですね。角の立たない言い方はまた別の記事で)

 

でも、仕事を「遊び」と勘違いしている先生もいる

子供にとっては学校はプライベート。

基本的には「与える」のでなく「受け取る」側です。

しかし先生の中には、子供と一緒に過ごすうちに

「学校=仕事でなくプライベート」

と勘違いしてしまう人も多い。

だから、子供と一緒になって楽しもうとしたり、怒ったり。

場当たり的な対応をしてしまう。

その結果、

クラス全体を見ずに一部の子供と友達のような付き合いをしたり、

子供同士の人間関係の中に入ってかき回してしまったり

感情がエスカレートして一人の子を嫌ったりする。

ちなみに、学校で起きる体罰やその他事件も、これが原因なんです。

仕事なのに理性が先に立たず、先生が感情に支配されてしまっている。

 

こういう先生は子供を、

「友達」

「自分と気の合わない子」

「ノリの合う仲良し」

としか見てません。

 

ダメな先生に「反面教師」という言い訳を与えてはいけない

ロクな対応できない先生に

「もういいや…反面教師と思おう」

と思ってしまうこともしばしばです。

しかし、それでは解決にならない。

しっかり仕事をさせてください。

さっきのレストランの話でもそうですが、

違うものが出てきたら「すみませんが、違う」と言いますよね?

「私はこれを頼んだはずです」と説明します。

先生に対しても、

「こういう対応をしてほしかった。なぜなら頼んだのはこういうことだから」

としっかり伝えてください。

「反面教師」というのは、こちらが転んだ時にただでは起きたくないから使う言葉。

 

家で「反面教師だね」なんてお茶を飲みながら話していると

そのうち、反面どころかモンスター教師になっちゃってるかもしれないですよ。

 

※たまに、「僕を反面教師と思ってください!」なんてことをいう先生がいますが、

どう考えても間違えた側の使う言葉ではないですよね。